HSP3.6の正式版が公開されましたね。
今回はHSP 3.6 RC2以降の標準機能の変更について扱っていきます。
HSPデモンストレーションの音量を変更
正直HSPデモンストレーションに思い入れがないので特にコメントはないです。
ヘルプとドキュメントの更新
そのまんまです。
さすがにこれで終わらせるのもどうかと思うので、気を取り直してHSP3.51以降の標準機能の変更についても扱っていきましょう。
プラグイン関連は次回扱います><
本稿では、HSP3.6の各機能を紹介しつつ、それについての感想やコメントを書いていきます。
よほどの思い入れのあるものを除いてとくにバグ修正系は取り扱いません。
今回のアップデートでは、表示系命令の変更が多めな印象です。個人的にはHSPのアップデートはもうちょっと派手でもよくないか?と思っています。
objcolor命令の追加
mesboxなどの背景に色を付けることができるようになりました。
使い道がそんなにあるとは思えないんですが、僕だけですか?
rgbcolor命令の追加
65536*r+256*g+bで色を指定することができます。
gradfとかの指定と同じになるので、色指定の一元管理ができるようになりますね。
strexchange命令の追加
スクリプトの文字列を書き換える命令です。
HSP周辺ツール用なのかな?よくわかんないです。
mouse命令にオプション追加
mouse命令にp3が追加されました。
マルチディスプレイ環境でマイナス値を指定することができるらしいです。
mes(print)命令に影付け、縁取りなどの描画オプションを追加
objcolorで縁取りの色を指定したりできます。
これでロボコン部に無茶振りされても安心ですね(は?)
layerobj命令を追加
自作のオブジェクトを登録したい人用の命令らしいです。正直良くわかりません。
stick命令で取得できるキーの増加
ZXCAWDSあたりのキーに対応しました。
僕はgetkey派なので使う日は来ないと思いますが。
エラーメッセージのi18n
日本人には関係ない話ですが、一応エラーメッセージの外国語対応が行われました。
以上一通り今回のアップデートを見てきました。というわけで講座担当者は修正と検証頑張ってください。